グループセッションワーク開催
今日はグループセッションワークのご案内です。
摂食障害・うつ病を克服し同じ体験をされている方のカウンセリング活動をしている長内千恵美さん。
そして、パニック障害克服体験からカウンセラー活動をはじめた私こと大野良実。
克服体験をもとに、意見交換をしながら改善に向けてスタートがきりだせればと7月に開催します。
悩まれている方、一緒に踏み出していきましょう。
ご案内は以下のバナーより
摂食障害克服体験 ダイジェスト動画
今日はグループセッションワークのご案内です。
摂食障害・うつ病を克服し同じ体験をされている方のカウンセリング活動をしている長内千恵美さん。
そして、パニック障害克服体験からカウンセラー活動をはじめた私こと大野良実。
克服体験をもとに、意見交換をしながら改善に向けてスタートがきりだせればと7月に開催します。
悩まれている方、一緒に踏み出していきましょう。
ご案内は以下のバナーより
摂食障害克服体験 ダイジェスト動画
論理療法(創始者アルバート・エリス)とは、心理的な問題は非合理な思い込み(認知)により発生する。 認知を変えることにより、問題を解決・改善することに役立てる。 とする論理理論に基づく精神療法です。認知療法も論理理論に基づくものです。この論理療法における健康な人間の条件についてのご紹介です。
「健康な人間の条件」
1.自己受容
健康な人々は、無条件に受容する。自分自身を他者と比べ、ランク付け、さらにそれを証明しようとはしない。
2.危険を冒す
感情面で健康な人々は、危険を冒すことを辞さない。さらに、無鉄砲でなく、自分がしたいことに挑戦する冒険心を持つ。
3.現実感覚
望むものを何でも手に入れたり、イヤなことを全て避けるのは非現実的である。健康な人々は全く達成できない目標や、全く非現実的なものを一生懸命求めて時間を費やすようなことはしない。
4.高い欲求不満耐性
健康な人々は、自分で何とかできる問題と自分で変えられない問題を識別している。また人生で全てのものが手に入る訳でなく、イヤな経験をしなくては手に入らぬこともあることを知っている。
5.惑乱への自己責任
健康な人々は、自分の思考・感情・行動に対して、それ相応の責任をとる。
6.自己感覚
健康な人々は、自分の利益も大切にする。もちろん、相手の利益も大切にする。
7.共同対感覚
健康な人々は、道徳的行動を大切にする。
8.自己指向
健康な人々は、他者と協力するのは望ましいが、自己決定がそれよりも意味があると確信する。
9.耐性
健康な人々は、人は誤りやすい存在であることを知っている。そして、それを許そうとする。
10.柔軟性
健康な人々は、柔軟な思考をする。
11.不確実性と受容
健康な人々は、私たちが住んでいる世界は、高い確率とチャンスがあることを理解している。したがって、決して絶対的に確定したものがあるのではないと思っている。
12.コミットメント
健康な人々は、自分以外の何かに心底夢中になっている時、幸せになっていると実感できる。
認知行動療法とは?
私達はみな大人であれ子供であれ物事を認知することで生活をしています。例えばTVの映像で大きな「たこ」を見たとします。われわれ日本人は「たこ」=食べ物と認識しています。これはおそらく大人も子供も同じです。しかし、「たこ」=美味しそう、食べたいと認識する人もいれば、「たこ」=ゴムの様で、見たくも食べたくもないと思う人もいます。
また、「たこ」を食べない習慣の国の人からすれば、「食べるなんておぞましい、食べ物では無くグロテスクな水族館で鑑賞するモノ」として認識されるでしょう。このように同じ物に対しても考え方、捉え方は千差万別です。この違いが悪いと言うわけではありません、色々な物の見方、捉え方、偏りがあるからこそ人間には個性や性格と言った人間性を作り出すことができるのです。
この偏りが原因で不安を感じてしまったり、強迫観念にとらわれてしまう事もあるのです。
勿論それすらも個性の一部ではあるのですが、このネガティブな部分の個性は要らないですよね。ここでも例をあげてみましょう、誰でも経験がある「成績が悪くて親または先生に怒られた」とします。ここで「自分はテストで点の取れない価値の無い人間なんだ」「勉強しても出来ないバカなんだ」と認知してしまう人もいれば「先生や親は自分に期待してくれているから、励ますために怒ってくれている」「自分の勉強法が間違っているのかもしれないから、違う方法を試すきっかけにしよう」と認知する人もいる事でしょう。精神面でこの2つの状況を比べた時に、心の状態をプラス思考の方へ保ち健康に保てるのは一般的に後者の方でしょう。
認知行動療法では、精神的に悩みをもたらす認知の偏りを見つけ出し、それを気づきにより修正して行っていくのが認知療法とされています。
認知療法のメリットとはなんでしょうか?
まずはきちんとした有資格者のもとでしっかりと取り組むことで抗鬱剤の様な「薬」を利用して人工的に治療するのではなく、その人の内部にある心に直に働きかける根本的な治療法なのです。対象者が小さな子供であれ大人であれ言葉や医師の疎通が図れれば対象に制限も無いのです。ここでは薬が悪いと言うのではなく良い所をいいとこ取りして相乗効果で治していくという手段もあるのです。ただ、薬は服用をやめてしまうと効果が無くなり、再発してします事もあるのですが、「認知の偏り」を修正する事で自分の中での物の見方を変えていく事が出来ます。その修正がしっかりと定着すれば認知行動療法を終了した後も持続する事が出来るのです。
認知療法にデメリットは無いの?
勿論あります。認知行動療法は医師が行う療法を除き自由診療の範囲で保険がきかず、自費治療になってしまう為、カウンセリングに通う回数に応じてお金が掛かってしまうということです。勿論先に述べたように医師と同等に知識のあるカウンセラーの先生も沢山います。他にも、薬の服用とは違い即効性がなくカウンセリングに費やす時間もかかると言う事のあります。そして、薬の様に飲んで効く他力本願的な治療ではない為、自分自身の努力も必要とされてくるのです。また、極めて精神面が安定していない時には冷静に物事を考えたり、カウンセリングの時間に耐えると言う事が出来ないこともあるため注意が必要です。
どうでしょう? 認知療法についての基本は解っていただけたでしょうか?
次回はこの認知療法を利用して、コミュニケーション能力UP術をご紹介しましょう。
●関連ページ認知行動療法の特徴
認定講師の根本那智子さん、千葉でセルフカウンセリングアドバイザー講座を開講スタートします。
当スクールを2013年に修了し、同じ境遇の方にと、HSPの方に向けた活動、シングルマザー、DV体験の方へのカウンセリング活動やセミナー活動を精力的に展開してきました。そして、この度、当スクールの認定講師講座も修了。地元の千葉を拠点にセルフカウンセリングアドバイザー講座の認定講師として活動します。
根本さん、生まれた時には孤児でした。いじめ、差別、DV…プライベートでも職でも様々な体験を経て自分のためからと認知行動療法のスキル習得にと当スクールを訪れてから3年。そしてスタート!
右の、紹介ビデオの始まりのエンディングでの1人が根本さんです。
生きた講習を受けてみませんか
こんにちは。青山ココロコート大野良実です。
梅雨の中休み、今日は青空です。
リニューアルしたカウンセリング講座もすでにスタート。
セルフカウンセリングアドバイザー講座では、自己肯定感を高めるワークなどご参加の皆様の笑顔で一杯でした。いよいよ、今週日曜2回目は、認知行動療法を使ってのセルフカウンセリングを実践しながら習得していきます。
さらに、来月7月は認知行動心理士認定講座もスタート。
認知行動療法の実践をメインに、様々なアプローチの気づきのオンパレードとなることでしょう。
第3世代の認知療法といわれるマインドフルネス認知療法も学んでいきます。
【認知行動心理士認定講座 開催日】
7月9日(土) 13:00-18:00
7月10日(日) 9:30-17:30
7月24日(日) 9:30-15:30
講座内容のご案内はこちら