認知行動療法:特徴
認知行動療法は、1970年代、精神分析から発展したアーロン・ベックの認知療法と行動療法から発展した認知行動療法が1990年代から大きな治療モデルとして統合されてきたものである。
認知行動療法では、人間の気分や行動が認知のあり方(ものの考え方や受けとめ方)の影響を受けることから認知の偏りを修正し、問題解決を手助けすることによって精神疾患を治療することを目的とした構造化された精神療法です。先進諸国では精神疾患に効果があるという事で認知行動療法が医療の中で実施されており、日本においては2010年度健康保険の適用になっているものです。カウンセリングとして、認知行動療法が取り入れられてきています。
3つの特徴
思考の変容
認知療法・認知行動療法とは、人間の気分や行動が認知のあり方(ものの考え方や受け取り方)の影響を受けることから認知の偏りを修正し、問題解決を手助けすることによって精神疾患を治療することを目的とした構造化された精神療法です。
【企業向け:認知行動療法研修にて】
構造化している
インテーク、取組み合意、心理教育、目標設定、セッション、スキーマの同定、終結までの流れをクライエントと共に共有認識を保ちながらセッションを進めていきます。それぞれのカウンセリングにおいてもアジェンダを作成し、位置づけを明確にしながら進めていきます。
セルフカウンセリングができるように
認知行動療法ではカウンセリングが終わっても、日常の生活の場を、改善に向けた取組みの場としていきます。
ホームワークを取り入れ、カウンセリング以外にも改善に向けた取組みをはかっていきます。そして、終結までにはセルフカウンセリングがはかれるようにしていきます。
コラム: 認知行動療法とは? メリットは?