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自己理論
アメリカの心理学者であるカール・ロジャース(1902-1987)により提唱。
クライエント自身の成長力や自己実現力を信頼することを重要とした。
 
生命体である人間には、自らを維持し、強化する方向に全機能を発展させようとする内的な実現傾向が備わっている。
人間にとっての基本的欲求は自己実現である。この実現傾向に基づく生命体としての全経験を自己経験という。
一方、認識機能の発達に伴って、その経験のうちから「自己」として象徴化・概念化される側面を自己概念と呼ぶ。
 
自己概念
自らが自己を対象(客体)として把握した概念。
自分の性格や能力、身体的特徴などに関する、比較的永続した自分の考え。
自分が自分自身に関して一貫して感じでおり、しかも意識化され、概念化されている部分である。
 
適応状態・不適応状態
自己概念・自己構造・経験が一致している状態が自己一致。
自己一致はそのまま意識化することができる。
経験が何らかにより歪められている場合、或いは否認されている時は、自己一致しない。
何らかの適切な援助を与えれば、自己概念を作り直すことができる。(=自己一致できるようになる。)

自己理論

 

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