アルバート・メラビアン(アメリカの心理学者)の実験では、感情的コミュニケーションのうち、視覚の占める割合が最も優先されるという結果がでています。
実際のコミュニケーションにおいても、言葉の意味するものだけでなく、動作や表情の意味するものを理解することが正確な理解に繋がります。
例えば、いくらクライエントに「辛いですね」(言語情報)と言ったとしても、その時の姿勢が腕組み・足組していたとして(視覚情報)、声も明るいトーン(聴覚情報)だとしたら、「辛いですね」といった言語情報よりも視覚、聴覚情報が優先されやすい傾向にある。ということです。
カウンセリング原則でいう、自己一致が大切なのです。