ジョハリの窓
ジョセフ・ルフトとハリー・ハンガムによるもので「対人関係における気づきのグラフモデル」
1.開放
自分も相手も知っている事柄で、お互いが情報共有している公の情報です。
2.盲点
自分が気づいていない癖や行動などを通じて、相手が自分のことを推察している領域です。
この領域は、自分が存在を認めること自体に困難を伴いますが、この認識をすることで自分への理解が今まで以上に広がります。
3.隠蔽
公に公開している情報に対するプライベートな自分です。この領域は相手に隠されているため、ミス・コミュニケーションの原因になることがあります。
4.未知
自分も相手も知らない未知なる領域です。知られざる潜在能力の発見が起こる領域でもあります。
人間関係の変革を起こすには、2の領域を狭めて1の領域を増やす「フィードバック」と、3の領域を狭めて1の領域を増やす「自己開示」が重要になります。
非難するのではなく、客観的な情報として「フィードバック」を受けること、そして今の人間関係を阻む主たる要因になっている事柄を相手が受け入れられる状態のときに「自己開示」することで、お互いに信頼の厚い良好な人間関係を形成することができます。